名だたる論客がズラリ

ちくま評論選―高校生のための現代思想エッセンス

ちくま評論選―高校生のための現代思想エッセンス

バイトの休憩中に購入。
目次を見ると
蒼々たる顔ぶれが並ぶ。

「言葉」抜いた大人たち 堀江敏幸
〈私〉はどこへいく?  黒崎政男
聖なるヴァーチャル・リアリティ 西垣通
メディア幻想 斎藤環
アニメのヒロイン像 斎藤美奈子
ディズニーランド 吉見俊哉
スポーツとナショナリズム 多木浩二
ことばとは何か 内田樹
脱構築 大橋洋一
多言語主義とは何か 川田順造
なぜ物は落ちるのか 野矢茂樹
巫女の視点 大沢真幸
近代知を乗り越える 茂木健一郎
時間の秩序と秩序の時間 福井憲彦
期待の構造 小浜逸郎
幸福の青い鳥 永井均
背・背中・背後 小池昌代
記号としての身体 上野千鶴子
舞踊の身体 尼ケ崎彬
「世界」の結晶作用 竹田青嗣
BERLIN*1888 前田愛
漱石のリアル 若林幹夫
確認されない死のなかで 石原吉男
幕末における視座の変革 丸山真男
「安楽」への全体主義 藤田省三
死の再定義 西谷修
みえない多文化都市 北田暁大
動物化するポストモダン 東浩紀
コモリン岬 見田宗介
棗椰子の木陰の文学 岡真理
友情の点呼に答える声 市村弘正
節度ある新しい人間らしさ 大江健三郎

現代思想入門』なんていう本も最近出たけれどasin:4569655610、結局フーコーとかデリダとかローティとか原書を読んでくれよ、って話で、少々入門っつてもハードルが高い。
だから、「現代思想」の雰囲気だけつかもうとする場合は、こっちの本を読むのがいいかもしれない。気になった評論があれば出典先をさかのぼって読めばいい訳だし。