リスクを回避することについて

先日学内で研究会があって、師匠と院生のグループで発表があった(僕も参加)。
内容としては学会発表の焼きなおしだが、いくつか参考になるご意見も。

その一つに、リスクは実際に出会ってからでないと回避できないのでは、という指摘があった。
その通りかもしれない。もう一度「リスク回避」という言葉について再検討する必要がある。そのためにはまずベックを読みなおさねば。

危険社会―新しい近代への道 (叢書・ウニベルシタス)

危険社会―新しい近代への道 (叢書・ウニベルシタス)

あとは類型化に与しないためのレトリックをもう少し考えないといけない。
ミクロな分析からなにが語れるのか。