雨に濡れた本たち

仙台に持っていった本。濡れちゃってテンションがた落ち…。

ハイエク 知識社会の自由主義 (PHP新書)

ハイエク入門書。非常によくまとまっている。やっぱり教育学界隈では新自由主義に対するある種の誤解があると思うのよねー。自生的秩序とかのアイデアをうまく使って論文書けないものか。社会学だと土場学先生が『社会学評論』とかで書いてるが、いまひとつよくわからなかった記憶があるな。近々再読してみよう。

質的データ分析法―原理・方法・実践

修論をまとめる関係上気になって読んだ。ギアツの「厚い記述」と対比させるかたちで「薄い記述」の7つのタイプが書いてあるのだけれど、これのうち自分は「キーワード偏重型」だなーと思って反省。資料の整理の仕方などが書かれていて非常に参考になる。

SPSSによる多変量解析

えーっと、仙台には数量分析の研究会で行ったのだが、まだまだ勉強が足らないことを実感いたしました。というわけで批判をいただいた分析のところと照らし合わせてホテルで読みました。

リアルのゆくえ──おたく オタクはどう生きるか (講談社現代新書)

すいません、ちょっと読んで読む気が起こらなくなってしまいました。